ホテルライクなバスルームを作るには？｜計画のコツまとめ
nikkenso@KENZAI
バスルームは身体をきれいに洗うための空間ですが、ゆっくり入浴して一日の疲れを癒すリラクゼーション空間でもありますよね。最近では外出自粛によるおうち時間の増加から、バスタイムをより充実させたいと考える方も増えています。
そこでこの記事では、バスルームをホテルライクなくつろぎ空間にするための方法やコツを紹介していきます。海外リゾートのような贅沢な空間でくつろぎたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- ホテルライクで高級感のあるバスルームにしたい
- ホテルライクなバスルーム計画のコツ
- 洗面所の計画も大切
- まとめ
ホテルライクで高級感のあるバスルームにしたい
旅行先のホテルやリゾート地など、素敵な内装のバスルームは憧れの空間ですよね。そんなホテルライクなバスルームは、じつは普通の住宅でも作ることが可能です。
海外などいつもと環境が違う場所のバスルームはとくに、印象に残りやすいです。家を新築するならば、ぜひ憧れの海外リゾートのほうにホテルライクなバスルームを計画してみましょう。
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ホテルライクなバスルーム計画のコツ
ここでは、ホテルライクなバスルームにするためのポイントを紹介していきます。新築やリフォームの際にはぜひ参考にしてみてください。
ユニットバスより在来工法がおすすめ
ユニットバスとは
バスルームは大きく「ユニットバス」と「在来工法」の2種類に分けられます。
ユニットバスは一般的な住宅で見られるタイプで、浴室や洗い場、鏡やシャワー水栓などがひとまとまりのユニットになっているタイプを指します。浴槽のみだと「1点ユニットバス」、浴槽と洗面台が一体だと「2点ユニットバス」、賃貸住宅で見られるトイレとお風呂が一緒になっているタイプは「3点ユニットバス」と呼ばれます。浴室空間にはめ込むように施工でき、工期が短いのも特徴です。それぞれのパーツを自由に組み合わせられるセミオーダー式もありますが、きめられたパターンから選ぶためバリエーションが少ないのはデメリットでしょう。
在来工法とは
在来工法は、下地の防水加工から行い、タイルや石壁を貼り付ける等で一から作り上げる方法です。基本的にデザインは自由自在のため、自分たちの好みのプランが立てられるのがメリットですね。オリジナルなバスルームを作るなら、在来工法がおすすめでしょう。
ユニットバスは既製品の中から選ぶため、家の間取りに合わず設置できないということも起こります。しかし在来工法はオーダーメイドなので、柱の位置を避けるなど細かい指定も可能です。「屋外に露天風呂を作りたい」「広々とした明るい窓を付けたい」といった希望も叶いますよ。
ただし工期が長くなる点、コストが高くなりがちな点には注意が必要です。またしっかり施工しないとひび割れや漏水の可能性もあるため、施工業者はきちんと選ぶ必要がありますね。
素材や色にこだわる
バスタブの素材は色々
一般的なお風呂の素材は、ガラス繊維強化プラスチックという樹脂素材からできている「FRP」のことが多いです。つるつるとした材質で、安価なのに軽量で丈夫なのが特徴です。色々なカラーバリエーションがあるので、白やピンク、グレーなどインテリアの内装に合わせて選べますね。しかし汚れが比較的付きやすく、使っているうちに劣化してしまうのがデメリットでしょう。
そこで高級ホテルのようなバスルームにするには、素材にこだわるのがおすすめです。たとえば大理石やヒノキといった素材を使えば、旅館やスパのような雰囲気にできますね。どちらも傷が付きにくく、年月を経ても美しい状態に保てますよ。
予算に余裕があれば、ホーローもおすすめです。「鋳物」や「鋼板」の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた素材で、滑らかな肌触りが上質な印象を与えます。
色にこだわる
高級感のあるホテルライクなバスルームにするなら、ブラウンやブラックなどのダークで落ち着いたトーンを取り入れるのがおすすめです。
白やオフホワイトのバスタブは一般的ですが、やはり「普通」な印象になってしまいますよね。落ち着いたトーンの色味だと、ラグジュアリーで上質なバスルームに見えますよ。
非日常的な演出をする
ホテルライクなバスルームは、住宅のお風呂とは一味違ったデザインにすると非日常感を演出できますよ。たとえば照明を埋め込み型のダウンライトにする、間接照明を設置してふんわりと照らすなど、ちょっとした工夫で高級感が出ます。
また、なるべく生活感を出さないように工夫するのもおすすめです。バスルームの掃除用具を置いたままにする、使っていないシャンプーやリンスのボトルを片付けないなど、日常感が出るものは収納しておきましょう。
設備面では、バスタブを置き型タイプにする、水栓やシャワーといった小物のデザインにもこだわるとワンランクアップしますよ。見た目にこだわると、ホテルライクというだけでなくリラックススペースとしても快適ですね。
洗面所の計画も大切
大きな鏡でゆったり
一般的な住宅では、バスルームと洗面室は全く別の空間として計画されることが多いです。どちらかというと洗面室は洗濯・脱衣とセットになってしまい、作業スペースのような使われ方になりますよね。
しかし海外の住宅では、バスルームと洗面室をセットとして計画します。ホテルライクなデザインにするには、バスルームと洗面室の素材やカラーコーディネートを揃えるとよいでしょう。上質な陶器やホーロー、大理石でプランするとホテル間が高まりますね。
また間取りに余裕があれば、横方向の長さを十分に確保するのがおすすめです。洗面ボウルの周りはゆったりとスペースを取り、日用品や化粧品などは置かないようにしましょう。
収納ですっきり見せる
洗面台は収納と一体になったユニットタイプが一般的ですが、写真の実例のように造作で作りつけたタイプだとおしゃれになりますね。
洗面スペースは顔を洗ったり歯を磨いたり、スキンケアをしたり…と毎日さまざまな用事があります。それに伴い使うアイテムも多くなるので、収納スペースをしっかり確保して置けば後々困りませんよ。注文住宅なら自分たちの希望通りの収納スペースが設計できるため、おしゃれに計画してみましょう。
【関連ページ】収納にこだわるなら戸建てがおすすめ｜ゆったり快適な暮らし
まとめ
ホテルライクなバスルームは、非日常的な見た目で素敵ですよね。憧れのバスルームも、注文住宅なら理想通りの仕様に作れます。猫足のバスタブや広い窓、ヒノキの浴槽など、せっかく家を建てるなら一生もののバスルームを計画しましょう。
NIKENSOなら、お客様の希望に寄り添った住まいづくりが可能です。ログハウスならではの温かみのある住まいで、もちろんおしゃれで機能的なバスルームも作れます。これから新築をお考えの方は、ぜひお問い合わせください。
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